座談会1. 理由<ワケ>あって、医療専門の広告業

参加メンバー

座長 : マーケティング・ソリューション部所属

A  : アカウント・サービス部所属

B  : メディカル・ライティング部所属

C  : メディカル・ライティング部所属

D  : マーケティング・ソリューション部所属

座長:
まずは、みなさんが真和に入るきっかけを教えてほしいのですが。座長があまり自分のことを話してはいけないのでしょうが、みなさんがお話ししやすいように、ちょっとだけ私のことから。
学生のころは、ジャーナリストになりたいな、なんて思っていました。新聞記者とか。ところが現実は厳しく、結果として就くことができたのは印刷会社の営業マンでした。でもどうしても、ものを書く仕事がしたくて、タダ同然の給料でコピーライターの見習いということで広告制作会社に転職しました。いくつか会社を経験したのですが、不動産の広告が多かったですね。不動産広告の世界は、いろいろとルールや制約が多い。きっと医療広告の世界も制約が多い中でやっているのだろうなと思い、これまでの経験を生かせるのではないかと、この業界に飛び込んだのです。真和はまだ3年目ですが、この業界は13年目になります。私の最初の仕事である営業マンは挫折してしまったのですが、わが社の営業マンであるAさんは、どういうきっかけで真和に来たのですか?
A:
僕は、大学でマーケティングの授業が多かったので、就職のときは初めから広告業界を志望していました。でも、なかなかハードルが高く、大学の先輩が製薬メーカーにいたことがきっかけで結果的にはMRとして働き始めました。今思うと、自分に向いていたな(笑)。
でもやっぱり広告がやりたい自分がいて・・・。MRの経験も活かせると思い、医療系の広告代理店を受けた、というわけです。
座長:
本当はコンシューマの代理店(一般消費財の広告代理店)がやっぱりよかったのでしょ?(笑)
A:
そっちも面白いだろうとは今でも思うけれど、一方でカバーする領域が広くなりすぎるかなとも思う。広いこと自体はよいのだけれど、広いだけに、いろんなことに中途半端にかかわるようになっちゃうような気がして。専門性のある代理店なら、その分野に集中して経験や知識を積み上げられると考えたわけです。

3E8A4040

座長:
なるほど。そうだったのですね。
わが社の領域に最も近い分野におられたBさんやCさんはいかがですか?Bさんは薬学を出ておられますよね。
B:
はい。でも本当は医学部に行きたかったのですけどね。
座長:
それは失礼しました。
B:
高校の時は、国語と数学の両方が同じくらい好きで、進路を決める時も悩んだのですが、理系に決めて。結果として薬学部に進みました。専門性の高い学部ですので、就職は薬剤師か製薬メーカーか、と選択の幅が狭かったです。なので、どうしてもなりたいという熱意をもたないままMRの方を選択するのですが、そういうことではだめですね。結果として薬剤師にすぐ転職しました。
座長:
そうだったんですか。
B:
でも薬剤師の仕事は思いのほか楽しかった。患者さんに接することで本当にいろいろ勉強になりました。自分が知らない病気で、こんなに大変な人がいっぱいいるのだなって。医療って大切なんだって実感しました。病院の先生や看護師さんの一生懸命さも肌で実感できました。患者さんのことを心から想っている先生もいて、仕事に対する情熱やプライドもある。それを知ることができた、そういう意味で薬剤師になってよかったなと思いました。
座長:
なるほど、ではどうして真和に来られたのですか?
B:
先ほど、国語も好きだったというお話をしました。そういう文科系の面も自分にはあって、それを仕事にしたいなと。そう考えていたときに、真和の求人広告をみて「メディカルライター」という職業を初めて知り、面接の結果、真和に入ることができました。
座長:
そうでしたか。今は何年目?
B:
6年目になりました。

3E8A4114

座長:
今ではもうベテランですね。新薬もいくつかご担当されておられるし。
さて、Cさんも薬学部ご出身でしたでしょうか?
C:
いえ、私は生命科学科という専門科を出ています。医学部の中にある学科なのですが、DNAとか遺伝子系のことをやるのです。授業も医学科の人と一緒のものも多く、薬学もそれなりに勉強しましたが、就職のときは化粧品会社に入り、洗顔フォームとか化粧水とか作っていました。
A:
へえ、医学部の中に、そのような学科があるなんて知りませんでした。
座長:
iPS細胞じゃないけど、最先端の分野ですね。でも、そこからどうして真和に来たのですか?
C:
先ほどBさんのお話しにもありましたが、私も書くことが好きで。このまま化粧品会社で研究を続けることがいいのか、好きな道に挑戦した方がいいのか、悩みました。でも一度しかない人生ですから、挑戦してみようと。そこで、いろいろ探しているうちに真和という会社をみつけて、ある施設を通してアプローチしてみたのです。
座長:
そうでしたか!積極的ですね。
C:
薬学部の出ではなかったので、当時面接をしていただいた方からは、「薬剤師の人を取った方がよかった、なんて言われないようにがんばってね」と言われました。そんなこんで、いまはもう8年目です。
3E8A4055_2
座長:
Cさんも今は第一線でいろいろな分野のお薬のプロジェクトでご活躍ですものね。さて、Dさんは製薬メーカーから真和に入ってきますね。
D:
薬学部から製薬メーカーの研究所に入りました。薬を創る過程の最初の部分、「探索研究」とも呼ばれるところで仕事していました。Drug designというデザインをやっていました。コンピュータ・グラフィック上で医薬品を組み立て、ターゲットとなる酵素や受容体と結合させたりして、こんな薬を作って評価してみないかと提示する仕事でした。
座長:
ある意味グラフィカルな仕事だったのですね? しかし、今の仕事は、「薬の源の場所」から「完成した薬を使ってもらう場所」に、大転換ですよね。
D:
どんな薬を創るかということを考えるときには、疾患のことをよく知らないとできない。例えば、喘息では身体の中でどんなことが積み重なって起こっているのか? 重篤な症状を引き起こすものは何か?そんなふうに医学的な方にも興味を持つようになってきていました。あるとき、社内の本社営業部の学術担当の人から、薬の作用をコンピュータ・グラフィックで表して医師に向けてインパクトのあるパンフレットを作りたいと。それまでは薬を創薬でしか考えていなかったのですが、薬も商品なんだ!と気づいたんです(笑)。そこで使われる学術資料、つまりは広告ですが、そういったところで、分かりやすいコンピュータ・グラフィックで役に立ちたいと思ったのが、薬を売る方に関心を持ったきっかけです。
座長:
もう移って長いですが、実際にこういう仕事はどうですか?
D:
薬を作る側にいたときは、この薬を世に出して、「この薬があってよかったな」って思ってくれる患者さんがきっといるだろう、そういう気持ちで仕事をしていました。今は、製薬メーカー様の薬のプロモーションをするわけだけれど、その薬が存在する、ここにあるんだよっていうことを、すみずみまでお知らせすることが大切だと思って働いている。2つの仕事は、新しい薬を届けたいという想いでは同じかな。
座長:
なるほど、私たちは薬そのものを作れないけれど、その薬の存在を必要な人たちに知らせる大切な使命がある、ということですね。

3E8A4084

ページTOPへ戻る