ソリューション・フォーカスト・アプローチの活用（講師：森 美加 氏）

内容

問題や原因ではなく“解決”に焦点を当てる心理支援の新しい手法「ソリューション・フォーカスト・アプローチ」の活用についてご講演いただきました。
ブリーフセラピーを基盤に、患者さん自身の「強み」や「うまくいっている部分」を活かし、自らの変化を引き出す実践的なステップを体系的に紹介。医療・心理支援の現場で求められる効果的な関わり方と、未来志向の支援姿勢の重要性を示唆する内容でした。

・心理職の役割
・ソリューション・フォーカスト・アプローチの考え方
・ブリーフセラピーのものの見方・考え方
・ソリューション・フォーカスト・アプローチについて

※2025年7月24日、有楽町オフィスよりZoomにて配信。

社員の声

• セラピストは「あなたにとって解決は何か？」を引き出すことで、病気が完治しなくても解決の捉え方によって問題解決できることに自分で気づいてもらう、という話が印象的でした。
  この考え方は、難病や障害等、医療で完治が見込めない疾患領域では大変有効な手法になるのではと感じました。
  
• 臨床心理という分野の中でも高度な手法という印象を受けました。また、このような手法があることを広く啓発してもよいのではないかとも思いました。
  慢性疾患や癌患者さんに寄り添う看護師さん向けのセミナーや、最近ドラマにもなっている総合診療医とのコラボなど、面白い企画が考えられるかもしれないと感じました。
  
• 普段の対人関係においても大変参考になる考え方であると感じました。患者向け資材などにおいて、原因や疾患そのものはどうにもならなくても絶望しなくてよい、ということを腑落ちできるような内容で作ることができたらと思いました。